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ビジネスフラッシュ

拡大する事業領域・供給エリア

ガスは、都市生活者の安全・快適な暮らしを、一番身近なところでサポートしてきました。
しかし、政府の規制緩和によりエネルギー産業の自由化が進む現在、東京ガスでは、新たな可能性を求めて事業領域の拡大をはかっています。都市の再開発地区に電力や熱を供給するプラントを建設したり、自ら発電所を建設したり。今後いっそう激しくなるエネルギー市場競争を勝ち抜くためには、省エネルギーや地球環境といった問題にも配慮した、新たな展開が求められているのです。

 
地域エネルギー新社「東京ガスライフバル」の設立 お客さまにワンストップでお応えする新しいサービス体制の実施
東京ガスは2008年4月に、お客さまの多様化するライフスタイルやニーズにきめ細かく対応し、「一件一件のお客さまとの親密な関係づくり」を目指すため に、東京ガス、エネスタ、東京ガス・カスタマーサービスの営業・サービス機能を再編・集約化し、生活価値向上に資する商品・サービスをワンストップで提供 する地域エネルギー新社「東京ガスライフバル」を設立しました。 社名には「身近なところで、お客さまの暮らしに熱を与え、わくわくする瞬間を生み出す力」という意味が込められています。
「東京ガスライフバル」は各地域における「東京ガスの顔」として、お客さまに信頼を得てこれからも安心してガスを選択していただくためのサービスを充実します。
LIFEVAL
お客さま件数1,000万件を達成 明治18年の創立から122年目の快挙
平成19年9月13日、東京ガスのお客さまは1000万件に到達しました。東京ガスは、明治18年、東京府瓦斯局の払下げを受けて343件のお客さまとともに民間会社としてスタート。第二次世界大戦で大打撃を受けたものの、戦後は急速に進む都市化や各種産業の隆盛による旺盛な都市ガス需要に支えられてきました。
都市ガスの原料は、時代とともに石炭から石油へ移り変わり、昭和44年にはわが国で初めて液化天然ガス(LNG)を導入。今日では、環境に優しくクリーンなエネルギーとして、当社の長期にわたる安定した経営基盤の確立に寄与しています。
東京ガスはこれからも多様化・高度化するお客さまのニーズにお応えし、天然ガスをコアとした総合エネルギー事業の展開を通じて、快適な暮らしづくりと環境に優しい都市づくりに貢献していきます。
東京ミッドタウンにエネルギー供給 六本木にオープンした東京ミッドタウンがコージェネレーション設備を採用
2007年3月、六本木に『日本の新しい価値を世界へ発信する街』をめざす“東京ミッドタウン”がオープン。外見の美しさにも六本木エリアへの気配りを忘れず、環境への配慮にも、最新のシステムがしっかりと組み込まれています。その一つとして、ガスで発電し、その際に出る廃熱を回収して冷暖房や給湯などに利用する、東京ガスのコジェネレーション設備をご採用いただいています。話題のホテル、オフィス、商業ゾーン、文化施設にガスで作られた電気、給湯、冷暖房をお届けし、快適で豊かな営みを支えるお手伝いをしています。
東京ガスが発電所を建設! 「東京ガスベイパワー」「東京ガス横須賀パワー」に続き、「川崎天然ガス発電」も稼動開始
政府の規制緩和によって、ガスや電気といったエネルギー参入の自由化が進んでいます。これに呼応して、東京ガスでは初の卸発電会社として「東京ガスベイパワー」を設立、東京ガス袖ヶ浦工場敷地内に出力およそ10万kwの発電所を建設しました。2003年10月より本稼動を開始し、電力小売を行う関係会社のエネットに向けて電力を販売しています。
さらに2006年6月からは東京ガス横須賀パワーも運転を開始し、東京電力(株)に電力供給を行っています。その他、新日本石油と設立した「川崎天然ガス発電」も2008年4月に運転を開始し、2009年度末には昭和シェル石油と設立した「扇島パワー」が運転開始予定となっています。
東京ガスはこのようなアライアンスによる発電事業にも積極的に取組んでいます。
汐留シオサイトにエネルギー供給 新時代の商業・文化施設がひしめき合う汐留地区で、未来型の熱供給を実現
旧国鉄汐留貨物駅跡地の再開発事業として誕生した街、汐留。(※1)東京ガスは、ここにある電通本社ビルにガスタービンコージェネレーションシステムを設置して、ビル内に電力を供給するとともに、その排熱を地域内エネルギーとして活用するシステムを構築しました。あわせて高効率熱蒸気吸収冷凍機や蒸気ボイラー、水・氷蓄熱システムも採用し、都市ガス・電力のベストミックスによる熱供給を実現しています。
※1:カレッタ汐留、電通四季劇場、日本テレビタワー他の商業・文化施設、電通や松下電工の本社棟、大江戸線汐留駅、公共地下歩道など、プラントが熱供給を行う区域面積は約9.4ha、延べ床面積は約720,000m²。
「千葉〜鹿島ライン」の建設 千葉県北東部、茨城県東南部へ向けて、天然ガス供給インフラを整備
東京ガスでは、千葉県・茨城県においても天然ガスの普及を図ってきましたが、千葉県の北東部地域、茨城県の東南部地域に対しては、これまで天然ガスの供給インフラが整備されていませんでした。ところが昨今の環境・省エネルギーへの意識の高まりから、もっとも有効な対応策として天然ガスの導入を望む声が高まってきました。この要望に応え、ルート沿線や茨城県鹿島臨海工業地帯の工業用のお客さま、および周辺ガス事業者に天然ガスを供給するため、千葉県千葉市から茨城県神栖市に至る新たな高圧ガスパイプライン「千葉〜鹿島ライン」を建設中です。2010年の開通を目指しています。
六本木ヒルズにエネルギー供給 六本木ヒルズで、都市再開発地区最大規模の特定電気事業を実施
約11haの地域にオフィス、住宅、ホテル、ショッピングタウン、映画館、美術館など多彩な施設が立ち並ぶ六本木ヒルズ。21世紀の文化都心を標榜するこの地区で、大規模ガスタービンコージェネレーションシステムを使用した特定電気事業と、その排熱を活用した熱供給事業を行っているのが、東京ガスと森ビルの共同出資で設立された「六本木エネルギーサービス」です。特定電気事業としては全国で5例目ですが、都市部の再開発地区での実施としては国内初であり、最大規模。熱供給に必要な熱量の約90%を、電力供給設備のガスタービンからの回収蒸気で賄っています。これにより、1次エネルギー消費量が約2割削減できるだけでなく、CO2、NOxの排出量も削減され、環境保全にも貢献します。
長野県の都市ガス事業を東京ガスが継承 3社で新会社を設立し、長野県より都市ガス事業を継承
長野都市ガスは、長野県ガス事業の民営化にあたり、事業承継会社とし2004年11月に東京ガス・帝国石油・上田ガスの3社と長野県の共同出資により設立され、2005年4月よりガス事業の運営を行ってきました。一方、東京ガス長野支社は隣接する地域において同規模のガス事業を60年にわたり運営してきました。
この度、事業拡大・広域化を図るとともに、経営の効率化を実現し、長野のお客さまの利益の拡大・地域経済の発展に貢献するため、2006年7月に東京ガス長野支社を東京ガスより分割し、長野都市ガスと統合しました。
これにより長野都市ガスは、売上高約100億円、お客さま件数約9万件を有する都市ガス会社となり、一層の経営基盤の強化が可能となりました。長野都市ガスは今後、長野を基盤とした会社として地域に密着したサービス体制を一層充実・拡大させるとともに、お客さまの多種多様なエネルギーニーズに応えていきます。
館林ガスへの卸販売の開始 他ガス事業者へのガス卸販売量の拡大推進
2007年11月、東京ガスは、館林ガスとガス卸販売に関する基本契約書を締結し、供給を開始することとなりました。
館林ガスは、群馬県館林市内に約8,200件のお客さまを有する都市ガス事業者です。現在は国産天然ガスを原料とする13Aガスを供給しておりますが、今後のガス販売量増加に対応するために、この度、東京ガスから卸販売をすることとなりました。供給するガスの種類、熱量等は、現在供給している国産天然ガスを原料とするガスと同じです。
東京ガスでは、1968年に千葉ガスに卸販売を開始して以来、着実に卸販売量を増やしており、館林ガスへの卸販売は26社目となります。東京ガスは、今後とも卸販売量の増大に努力していきます。
3社共同により南富士幹線が完成 より安定的かつ経済的な天然ガス供給ネットワーク
東京ガスは、静岡ガス株式会社、帝国石油株式会社と共に均等出資による事業会社「南富士パイプライン株式会社」を設立。天然ガス輸送パイプライン「南富士幹線」を建設し、平成19年1月から運用を開始しました。
南富士幹線は、静岡県富士市から御殿場市までの延長約31kmに及ぶ高圧幹線で、富士市で静岡ガスの「第二駿河幹線」(静岡市?富士市)と、御殿場市で帝国石油の「静岡ライン」(山梨県中巨摩郡昭和町?御殿場市)とそれぞれ接続されます。さらに、将来的には東京ガスのパイプライン網とも連結される計画です。この結果、各社の持つ天然ガスインフラ、即ち、LNG基地、国内ガス田、輸送パイプライン等が有機的に結合し、天然ガスが広域的に流れるネットワークが形成されます。
日本最大規模の勝田LNGサテライト竣工 年間5万トンでスタートし、将来は約2倍に
平成19年7月11日、株式会社日立製作所の日立事業所(勝田工場)内に建設した勝田LNGサテライトが竣工しました。勝田LNGサテライトは、敷地面積6,073m3、2,400kLのLNG貯槽1基、7.5t/hのLNG気化器(オープンラック式)3基、1.5t/hの加圧蒸発器(エアフィン式)2基などを要する日本最大規模の施設です。最初のお客さまである日立勝田発電所さまへのガス供給は、すでに7月1日より開始しています。LNG取扱量は当初年間約5万トンでスタートし、将来は最大約2倍を想定しています。
東京ガスは、今後もお客さまからの天然ガスへのご要望にお応えしていくとともに、さらなる天然ガスの需要を開拓していくことで天然ガスの普及・拡大を促進していきます。
北海道へのLNG輸送事業について 北海道初の小型内航LNGタンカーを採用
東京ガスでは、従来の都市ガスから天然ガスへの切り替えが進む北海道に向けて、LNGを供給しています。輸送に関しては、北海道初となる小型内航LNGタンカーを採用し、東京ガス袖ヶ浦工場より出荷。受け入れ施設として新工場が建設された函館地区では、供給がはじまる2006年にLNGへの転換を行いました。
クリーンなエネルギーである天然ガスは、北海道のすばらしい自然を守るとともに、地球環境に貢献するエネルギーであります。東京ガスでは、道内における天然ガスへの転換と利用を促進する北海道ガスをサポートし、より快適で豊かなくらしと環境都市づくりに貢献していきます。
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