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ビジネスフラッシュ

新エネルギー・新サービスを極める

エネルギー業界の自由化や地球全体の環境問題等、東京ガスを取り巻く状況は目まぐるしく変化しています。
このような状況においても、お客さまに選ばれ続けることを目指して、環境に優しいエネルギーの供給、そして「安心・安全・信頼」というブランド価値を活かした新サービス等、幅広い分野への参入を検討・実施しています。

 
太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO」 太陽の熱を集め給湯に利用
東京ガスは、「環境を機軸とした価値創造(Eco-Friendly)」を重点課題として、太陽光・太陽熱を取り入れた環境対応型システムの普及・拡大に取り組んでいます。その一つが、集合住宅の各住戸のバルコニーの手すりで太陽熱を集め、給湯やお風呂のお湯張りに利用する太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO」です。このシステムを利用することにより、標準的な3人家族の給湯使用量の約16%を太陽光でまかなうことができ、従来の給湯器と比べて年間のCO2排出量の約29%を削減することができます。
体験型業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」(チューボ汐留)をオープン 最新の業務用ガス厨房機器を展示
平成22年10月、東京ガスは、体験型業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME」(チューボ汐留)をオープンしました。床面積約1,100m2(約335坪)で、体験型業務用厨房ショールームとしては国内最大となります。ガス・炎の持つ強い火力を活かしつつ、厨房空間の暑さを解消する最新のガス厨房機器の快適性、環境姓をより多くのお客さまに知っていただくことを目指します。
家庭用燃料電池の開発 家庭用燃料電池、世界初の一般販売を開始
家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの実用化を目指し、東京ガスは、都市ガス(天然ガス)から1kW級の発電に必要な水素を生成する燃料処理装置の開発に独自に取り組んできました。2000年には、クラス最高の改質率83%(熱効率90%)を実現した多重管構造の一体型燃料処理器を開発。2003年には、構造の簡素化によって1/2の軽量化を実現するとともに、これまでネックとなっていた低出力運転時の効率アップに成功しました。これにより、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムのコストダウンと、経済性・環境性を一層向上させることが可能となり、2005年に世界初商用第1号機が新首相官邸に導入されました。2008年より統一名称「ENE・FARM(エネファーム)」の使用が始まり、ついに2009年5月より世界初の一般販売が開始されました。今後も次世代機の開発を進めていきます。
都内初の水素ステーション
東京ガスでは、水素エネルギー・燃料電池の実用化に向けて、様々な取り組みを行っています。その一つが、燃料電池車の導入と都内初の水素ステーション(南千住)です。千住水素ステーションは、日本酸素と共同で経済産業省固体高分子形燃料電池システム実証試験の一つである「JHFCプロジェクト(Japan Hydrogen & Fuel Cell Demonstration Project)」により建設されました。運用開始後は、水素ステーションの実運転、燃料電池車への実充填を通じて、水素製造供給技術・運転ノウハウの実証を行うと同時に、環境特性・エネルギー効率・安全性・経済性などに関するデータを取得しています。ここに導入されている燃料電池車は、トヨタ自動車の「トヨタFCHV-adv」。主に試乗会等各種環境イベントにおける広報啓発活動に活用しています。
風力発電事業の実施 地球の環境保全推進を目的に、風力発電事業を実施
東京ガスは、エネルギー産業の一翼を担う立場から、環境保全を経営の最重要課題の一つと位置づけ、環境経営のトップランナーを目指しています。その姿勢の現れといえるのが、地域と地球の環境保全を積極的に推進することを目的とした風力発電事業です。風力発電は、再生可能エネルギーの主役の一つとして期待されている事業であり、当社では、これに取り組むことで社会の持続的発展に貢献したいと考えています。東京ガスでは2005年10月当社袖ヶ浦工場にて風力発電事業をスタートしました。出力1990kwの風力発電で得られた電気は全量、株式会社エネットに販売しています。
生ごみからバイオエタノールとバイオガスを同時に回収する実証試験スタート 再生可能エネルギーを回収するシステムの実証実験
東京ガスは、環境経営のトップランナーとして地域と地球の環境保全を積極的に推進するべく、東京都江東区、財団法人東京都環境整備公社と共同で、区内の小中学校の給食ごみなど、生ごみからバイオエタノールとバイオガスを同時に回収する実証試験に取り組んでいます。
生ごみの大半は焼却によって処理されていますが、水分を多く含んでいることから本来、焼却には向かない廃棄物と考えられています。一方、生ごみは、都市部では発生量が多く、まとまった量の確保が可能であることから、今後は、都市型バイオマス資源として利活用することが重要になってきます。
本実証試験では、生ごみをバイオマスとして有効利用するために、バイオエタノールとバイオガスを同時に回収する技術を実証し、従来のメタン発酵によるバイオガス回収方法と比較して、より高効率で高付加価値の再生可能エネルギーを回収するシステムの構築を図ることを目的としています。併せて、実証試験施設の見学などを通じて、地域住民の環境問題への関心を高めることや、環境教育への貢献を図ることも目的としています。
東京ガス発の技術がテロ対策に威力を発揮 蓋を開けずにボトル内の液体が可燃性液体か否かを判別
近年の不安定な国際情勢を反映し、テロリズムなどによる公共交通機関への破壊攻撃が懸念されています。これにともない、液体物を公共交通機関へ持ち込む際の検査が強化されていますが、これまでの技術では充分な確認を行うことが困難でした。そこで東京ガスでは、ペットボトルやアルミボトルなどの容器に入っている液体が可燃性液体か否かを、ふたを開けることなく瞬時に判別する装置(「ボトル内液体物検査装置」SLC-211D)を開発しました。
検査には特別な技術を必要とせず、容器を置くだけでスピーディに判別できるため、乗客の皆さまに過度の負担を与える必要もありません。現在では、航空関係はもとより、警備において危険物の検査が必要となる分野へ幅広く設置が進んでおり、テロ懸念の強まる中、商社と連携し海外市場での販売拡大も行っています。
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