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リアルジョブレポート

悦喜 亮二


職種経歴 Career Step
2006年 防災・供給部 制御設備グループ
 
MY JOB
ガス供給設備を遠隔で監視・制御する、無線設備の維持・管理

東京ガスが自社で構築している保安通信設備の設計・建設・維持管理を行っています。保安通信設備とは、関東全域に広がるガスの供給設備を遠隔で監視・制御するための無線設備や、現場作業者が工事や災害復旧時に使用する無線設備等、いかなる時でも絶対に途絶えてはいけない通信を行うための設備です。
例えば、導管を通っている都市ガスは、東京湾にあるガス工場から送り出されますが、その時点におけるガス圧は非常に高く設定されています。ガス圧は導管の分岐点などに設けられたステーションを通るたびに調整されていくので、その調整を行う弁の開閉設備を、通信で監視しているわけです。これらの通信設備は、ガスが問題なく供給され続けるために非常に重要な設備であるため、自社の要件に合わせて設計を行い、工事不良や工期遅れがないよう、かつ高い安全性のもとに建設されます。そして、出来上がった設備が24時間365日稼動し続けるよう維持管理する――そこまでが私の仕事です。
実際に現場で監視・制御を行うのは専任のオペレーターの仕事ですが、大きな災害など緊急事態が発生した場合に備えて、交代で宿直もこなします。当社ミッションの中で、何事にも代えがたい、お客さまの「安心・安全・信頼」を実現するための設備を、自分が主となって設計・建設・維持管理できることに非常にやりがいを感じます。また、業界を先導していく技術者として、他業界の方とも交流しながら新しい技術に取り組めることは技術者冥利に尽きると感じます。
学生時代は電気・通信を学んでいましたが、東京ガスに入社して通信関係の仕事を担当するようになるとは、夢にも思っていませんでした。もちろん、専門性が生かせる仕事は面白いのですが、せっかく東京ガスという会社に入社したので、将来的には他の仕事もしてみたいですね。現在は通信設備を通して全体を監視しているので、そのつながりで、ガスの供給計画などにも興味があります。


MY STORY
無線設備のデジタル化という大規模プロジェクトを、主担当として推進

現在、ガス設備遠隔監視制御のための無線設備デジタル化プロジェクトが進行中です。デジタル化というのは、現在TV業界で行われている地デジ化と同じ取り組みで、総務省の指導により通信電波をアナログ波からデジタル波へ移行していくものです。
2007年、2009年から2011年までの3年間で100以上の設備を新しく構築するという大規模プロジェクトがスタートします。そして、当時入社2年目だった私は、なんとその主担当に抜擢されたのです。もともとは入社10年以上のベテラン先輩社員が担当する予定だったそうですが、上司が「先輩はサポートに付かせて、悦喜にやらせろ」と推薦してくれたとのことでした。「自分にはまだ早いのでは・・・?」という戸惑もありましたが、それ以上に「このような重要ミッションを自分に任せてもらえた!」という喜びが勝り、先輩がサポートしてくれるという安心感もあって、現在まで非常に前向きに取り組めています。 エネルギー業界でデジタル波を使用して遠隔監視制御を行うのは初めての取り組みであり、技術的な検討はもちろんのこと、総務省からデジタル波の許可をもらうための折衝も行いました。技術検討では、従来設備の機能見直し、複数メーカーでの競争入札により大幅なコストダウンに成功。総務省折衝では、工事スケジュールと許可申請スケジュールの調整に悩まされながらも、電波法審査基準の改正を実現しました。そして予定通り2009年までに設計が完了し、建設は現在オンスケジュールで進行中です。
何もかも初めてのことばかりという中、失敗も多々ありましたが、その度に先輩や他部所の方、工事会社様や機器メーカー様に助けられ、勉強をさせてもらっています。ある意味、失敗することの大切さを学んだ業務と言えるかもしれません。どのような部分でミスが発生しやすいのか、突発的に起きた原因不明の障害にどう対処するべきか、沢山の失敗を通して成長することができました。

1DAY SCHEDULE
06:30 「起床」
腹ペコで目覚めて、寝ぼけながらも即朝食。
07:00 「準備」
朝シャワーでスッキリ。重要な折衝や会議の日はお気に入りのスーツでキメる。
07:45 「自宅を出発」
妻と一緒に通勤。今日も家族のためにがんばります。
08:30 「出社」
会社に着いたら、まずは手帳で今日の予定を確認。その後メールチェック。
09:30 「ミーティング」
グループ内での進捗報告会。担当業務以外にも興味を持って情報収集。
11:00 「後輩指導」
後輩の業務進捗状況を確認し、アドバイス。
12:00 「昼食」
午後から現場なので外でランチ。地元の同級生と待ち合わせてカフェで男子トーク。
13:00 「総務省電波折衝」
総務省に新しい設備建設の必要性を説明し、電波申請の許可を得る。
15:00 「打合せ」
帰社してメーカーと機器設計・製作の進捗状況を打ち合わせ。
17:00 「報告」
総務省との折衝結果、メーカーの進捗状況を上司へ報告。
17:30 「夕食」
終業時間。お腹が減っていると残業ができないので社員食堂で夕食。
18:00 「まとめと確認」
今日行った業務内容の特記メモを作成。明日の業務予定を確認。
19:30 「退社」
ちょうど時間が合った先輩とおしゃべりしながら楽しい帰り道。
20:00 「ゴルフスクール」
最近始めたゴルフの練習。まだ7番アイアンしか握ったことがありません。
21:30 「帰宅」
ゴルフをして帰ると妻がふてくされるため、ケーキでご機嫌を伺う。
24:00 「就寝」
お気に入りのアロマで就寝。
仕事選びのヒント HINT OF WORK CHOICE
この仕事を選んだ理由
就職活動時の説明会や見学会等で、業界のリーディングカンパニーとして最新の技術をいち早く取り入れると共に、未開拓の新規事業にも挑戦していることに興味を持ちました。しかも、その第一線で若手社員が活躍しているという印象を強く受けました。この会社で働くことができれば、自分も若くして業界最先端の業務に従事し、やりがいを感じながら成長できると考え、技術者として非常に魅力を感じました。
必要な資質やスキルは?
これまで行ってきた勉強の内容より、プロセスが大切だと思います。事実、自分は学生時代に暗号の研究をしていましたが、暗号の知識はガス会社ではほとんど役に立っていません。しかしながら、暗号の研究に取り組む際の現状問題点洗い出しや、解決へのアプローチ方法検討、新規手法の提案等は現在の仕事を行ううえで非常に役に立っていると感じています。これは勉強に限らず、人間関係や遊びで培ったスキルでも応用できるものです。もちろん「ガスの知識」がなくてもまったく問題ありません。
合っている人はどんなタイプ?
何事にも前向きに取り組む、積極性を持ったバイタリティ溢れる人が合っていると思います。業界のリーディングカンパニーとして新しいことに挑戦することが多いため、予想できない障害が立ちはだかることが多々あります。そんな状況にも前向きかつ楽しみながら立ち向かい、技術者としてのプライドを持って問題を解決するという気概は、非常に重要だと思います。
入社前と後ではイメージのギャップはある?
「社員全員が愛社精神を持ち、一丸となって仕事に取り組んでいる」「若手社員が最新技術の第一線で活躍している」というイメージは、入社前後で変わらず、仕事環境は学生時代に思い描いたものと一致しています。ただ、上下関係の厳しい体育会系のイメージがありましたが、年齢を超えた交流も盛んで和気藹々としており、いい意味でのギャップはありました。
就職活動中の学生のみなさんへ

就職活動というのは非常に重要な活動です。これまで皆さんは、高校や大学の受験を経験してきていると思いますが、就職活動はそれ以上に重要な意味を持つと思います。今後自分が一人前の人間として社会的に独立し、自分の力で生きていく――そのフィールドを決めるための活動なのですから。 求める条件は人それぞれ違うと思います。やってみたい仕事がある人、沢山給料がほしい人、家族との時間を大切にしたい人。何が幸せかは十人十色で、選択肢は無限大です。社会に出る第一歩を決める活動だという意識を持って、ぜひ真剣に取り組んでください。必死に考えた上で、私と同じように東京ガスに入社したいと思っていただけた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に仕事をしましょう。皆さんが素晴らしい第一歩を踏み出すフィールドを見つけられるよう、応援しています。

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