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職種経歴 Career Step
2000年 埼玉支店 総務広報部
2002年 お客さまサービス部料金センター(法務室兼務)
2007年 海外留学(LLM,MBA) NY州弁護士資格取得
2009年 総務部 法務室
 
MY JOB
海外権益取得を中心に、契約等にまつわる法務を担当

契約などに絡む法律案件を、国内外問わず幅広く扱っています。
入社当初は、当時の人事政策で、支店配属となりました。そこでガス料金の回収に関する相談を受けて、本社の法務とともに法的措置をとったことがきっかけとなり、本社の料金センターと法務室の兼務へ異動になりました。ガス料金に関する法務を中心としながらも、料金回収のための組織体制作りといった業務企画も経験しました。そうしたところ、先輩社員から留学の話を聞き、新しいことに挑戦したいと思い、米国留学に志願しました。2年の留学期間のうち、1年目はロースクールで学び、NY州弁護士資格を取得。2年目に経営学を学んで帰国しました。帰国後に法務室に異動してからは、国内案件のみならず、海外案件に絡む法務を担当しています。
国内市場の成長に限界が感じられる今日、企業が将来にわたって成長していくためには海外でも収益を上げることが求められています。東京ガスも例外ではなく、海外でLNGを買い付けるだけでなく、ガス田の権益や発電所の取得をはじめとした海外でのビジネスを今後一層、重視していく必要があります。そうした際に重要になるのが、契約交渉です。海外案件において、契約書は外国法を準拠法として、英文で作成されるのが通常ですので、これに対応できる人材が社内にいないことには始まりません。もちろん、法律の知識だけであれば、外部の専門家への依頼で対応することができますが、担当部署の身近にあって、当社固有の事情を汲み取って契約の内容に反映させること、取締役会のことまで想定して、とれるリスクととれないリスクを共に考えることは、社内の人材でなければできない仕事です。
現在、海外案件の法務を先輩社員と2名で担当しているので、必然的に様々な海外案件を取り扱うことになります。はじめは何をしていいのかわからず、戸惑うことばかりでした。先輩社員や外国人弁護士などから学び取りながら、少しずつ成長できているのではないかと思います。


MY STORY
契約書が数千ページに及ぶ複雑な案件を無事コンプリート

帰国してから数カ月後、初めて大型海外案件を担当したときのことは、強く印象に残っています。海外のガス田の権益取得だったのですが、これに関する一連の英文契約書は、合計数千ページにも及ぶものでした。一緒に仕事をした外国人弁護士も「こんなものは見たことがない」と唸るほど複雑な構造になっていました。利益を確実に確保するためには、契約書に様々な「縛り」を明記し、抜け道を徹底的に潰すことが必要だったのです。初めての大型海外案件がこんなに複雑なものだなんて。それでも、先輩社員や外国人弁護士から学びながら、世界6カ国で1年間に及ぶ交渉の末、無事に社長が契約書に署名することができたときは、心底ホッとしました。
私自身、様々な経験をしたいので、仕事の領域を海外案件に限らず、国内の案件も扱っています。このため、基地建設、排出権取引、燃料電池、デリバティブ取引等から訴訟対応まで仕事の幅は大変広いです。業務の細かい内容は、担当部署の方に教えてもらうことが多々あるので、コミュニケーションを密にとることは非常に重要です。入社当初の現場経験は、ここで活かされていると思います。法務という切り口からですが、会社の業務全体に携わることができること、社内社外を問わず多くの人に出会えること。そして様々な人から、ときには頼りにされ、ときには仕事を教えてもらえることが、この仕事の面白さであり、やりがいです。

1DAY SCHEDULE
07:10 「起床」
睡眠は90分周期でとるようにしているので、目覚めは快適。
07:50 「自宅を出発」
健康のためになるべく駅まで歩きます。
08:40 「出社」
職場の有志でラジオ体操。上司がスタンプカードを作ってくれたのでやる気倍増。
09:00 「打ち合わせ」
海外案件について打ち合わせ。
11:00 「契約書チェック」
様々な契約書を空き時間にチェック。
12:00 「昼食」
来日した外国人弁護士と昼食。雑談をしながら海外の情報を仕入れます。
13:00 「外国との電話会議」
交渉中の案件について、海外と電話会議。
14:30 「書類作成」
係争中の調停事件について、担当者と打ち合わせながら準備書面作成。
16:00 「外部セミナー参加」
外国の法改正についてセミナーに参加。情報のアップデートは重要です。
18:00 「終業」
外出先から直帰。友人と夕食を兼ねて軽く一杯飲みにいく。
20:30 「帰宅」
子供とミニカーで遊ぶ。知らないうちにまた台数が増えているようだ。
24:00 「就寝」
翌朝から海外へ出張なので、荷造りをして、早寝。
仕事選びのヒント HINT OF WORK CHOICE
この仕事を選んだ理由
東京ガスを選んだのは、ビジネスをしながら社会にも貢献できている、自分の仕事が人の為になっている、ということが比較的わかりやすい会社だったからです。もともと法学部出身なので、法律を生かせる仕事ができたらよいな、と漠然と思っていましたが、現在のような仕事に就くとは、まったく予想していませんでした。
必要な資質やスキルは?
法務室に関しては、やはり論理的思考力と、柔軟な発想が必要だと思います。特に契約法の世界では、(特に海外との契約で顕著ですが)考えうるリスクの分配は契約書で決めてしまうので、法律や判例の知識は、思ったほど必要ではありません。安心してください。むしろ、こんなリスクがあるのではないか?この書き方だとこういう場合に困るのではないか、と考える力が重要です。そして、現実の仕事の内容がわかっていないと、リスクの特定は十分にできないので、相談者に色々教えてもらうことも大切だと思います。
合っている人はどんなタイプ?
面倒見のよい人、人と話すのが好きな人、好奇心が旺盛な人。いろんなことをやらないといけないので、専門性の殻に閉じこもってしまう人には不向きかもしれません。
入社前と後ではイメージのギャップはある?
入社前はのんびりした会社だと思っており、入社後もしばらくは同じ思いを抱いていました。現在やっている仕事は、エネルギー商社に近い仕事で、とてもアグレッシブです。
就職活動中の学生のみなさんへ

学生の段階では、「会社に入って自分がしたいこと」を、一生懸命考えるのが第一だと思います。もちろん、理想と現実は必ずしも一致しないし、働いてみたらもっとやりたいことが見つかるかも知れません。頑なである必要はありませんが、ちょっとこだわる程度に自分のやりたいことを持って、社会人の第一歩を踏み出してもらえればと思います。

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