経営的視点から海外拠点と二人三脚で
ベストな選択肢を模索する

海外

海外事業

INTERVIEW WITH

TOSHIAKI IMOTO

海外事業企画部 海外事業管理グループ

井本 俊明

2012年度入社
経済学部 経済学科

入社動機

産業の根幹である金融、エネルギー分野でかっこいいこと、新しいことをやりたいと考えていた。そのためには安定した基盤があり、かつチャレンジフルな企業文化を持つ、業界トップの企業が選択肢となり、東京ガスに注目。東京ガスはLNGバリューチェーンというロールモデルが確立されており、関心を抱いていた海外での事業展開にも力を入れ始めていて、希望すれば海外事業に携われる可能性が高いと感じ、入社を決意した。

CAREER

  • 2012年東京ガスエネワーク㈱ 出向
  • 2014年経理部 連結決算グループ
  • 2016年海外事業企画部 海外事業管理グループ

01

海外事業企画部における
井本さんのミッションとは?

東京ガスの海外事業は大きく2つに分けられます。世界各地に広がるガス田開発を行う「上流事業」と、海外各国でのガス供給や発電事業を行う「中下流事業」です。海外事業管理グループは、これら海外事業・資産のアセットマネジメントや、海外子会社の決算・予算の取りまとめ、運営支援などを行っています。私はアメリカのTokyo Gas Americaと、その子会社を担当しています。もちろん、海外子会社のアセットマネジメントや投資計画は現地が主体となって進めますが、重要な経営判断は最終的に東京ガス本社の経営陣が担います。その経営判断のための資料、材料を正確かつ論理的にまとめることが最大のミッションです。海外事業で何が起きているか、目標達成に向けてどのような課題に直面しているのか、そのため、海外事業の目標(資産・利益額)に向け、その決算の振り返りを取りまとめるとともに、定期的に各事業の再評価を実施し、課題や改善策の洗い出しも行います。たとえばアメリカでは複数のシェールガス事業、発電事業が進行していますが、投資時には想定していなかったトラブルや問題が生じることがあります。その際、東京ガスとしてどう判断・対応するのか、選択肢の洗い出しと比較検討を行い、経営メンバー等に提言、決裁を求めます。プロジェクトの継続・撤退という重大事項に対する検討にも関わるため、責任は重大です。

INTERVIEW WITH

TOSHIAKI IMOTO

02

業務を遂行するうえで
大切なポイントは何でしょう?

管理グループは、遠く離れた海外拠点メンバーと本社マネジメントの橋渡し役でもあります。海外事業の情報を経営陣に報告するだけでなく、本社マネジメントの考えや問題意識を共有し、海外拠点メンバーと二人三脚でベストな選択肢を考えていきます。一般的にプロジェクトを運営する海外拠点は近視眼的になりがちです。眼前に立ちはだかる障壁に立ち向かい、乗り越えていこうと情熱を燃やしています。しかし、限られた資産を有効活用するには、海外事業全体をトータルで考え、世界のプロジェクトのどこに重点投資すべきかを考えなくてはなりません。私たちは、そうした“全社最適”な視点から、海外拠点へのアドバイスを行っています。海外事業の主体者である子会社の意志や意図を汲みながら、東京ガスグループ全体を俯瞰する立場として意見を述べ、ベストな道を探っていくことが大切です。

また、年に一度全プロジェクトの振り返りを実施しています。どのプロジェクトがうまくいっていないのか、その理由は何か、今後どう対応していくのかを、プロジェクトの定量・定性的分析を通じて洗い出し、整理します。まだ成長途上の海外事業だからこそ、同じ失敗をくりかえさないよう振り返りが非常に重要だと感じでいます。

03

井本さんがつねに
心がけていることとは?

日々の業務は、まずメールのチェックからスタートします。時差の関係で日本勤務時間はアメリカの夜中に当たるため、メールでのやりとりがメインとなります。重要な相談は早朝に出社しテレビ電話で行う場合もあります。私がつねに心がけているのは、海外で起きている事象をただ事実として認識するのではなく、その背景や根拠を含めて理解すること。決算の数字ひとつをとっても、その投資はなぜ必要だったのか、どのような効果が見込めるのかを詳しくヒアリングします。もちろん何もかも質問していてはキリがありませんから、ヒアリングの前には自分でできる限り調べます。アメリカのガス・電力市場や税制、エネルギー政策、あるいはデリバティブの効果や狙い。ひとつの小さなモノゴトを理解するために、政治・経済・市場制度・法務・技術・財務・会計・税務等々、さまざまな観点の知識が必要となります。自ら学び続けることが不可欠なのです。また知識に加え、スピード感やロジカルシンキング、専門性も必要です。私の場合は経理部で連結決算に関わったことがとても役に立っています。まだ経験は浅いですが、経営判断にも関わる重大な使命を担っていることに、大きな喜びを感じています。

今後はさらにファイナンスの知識を磨き、将来は海外子会社のCFO(財務最高責任者)をめざしたい。そのためには留学制度を利用して、経験と知識を重ねたいと思っています。

仕事における誇りと喜び

海外事業は東京ガスにとって今後の事業の柱となるものであり、その礎を築くことに大きな誇りを感じています。数百億円レベルの投資判断にも関わるため、つねに緊張感を持ちながら日々を過ごしていますが、世界のエネルギー業界の動向がタイムリーに入手でき、その動向をもとに東京ガスの海外事業の戦略がどのようになるのか、その検討事項や取捨選択の理由も含めて肌身で感じられることはとてもエキサイティングです。規模が大きく、周囲の期待も大きい海外事業に携わった経験は、今後、キャリアを重ねていくうえでも大きな財産になると思っています。

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