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原料調達

原料調達

INTERVIEW WITH

MAMIKO HAYASHI

原料部 原料調達第一グループ

林 真巳子

2009年度入社
文学部 歴史文化学科 美術史学専修課程

入社動機

長く働き続けるうえでのモチベーションを考えたとき、「人々の生活を支え、また変えていける仕事」に関わりたいと思い、最初はインフラと製造業で就活を開始。会社説明会で都市ガスがどのようにつくられているかを知ったことで、東京ガスに興味を持つようになった。原料であるLNG(液化天然ガス)と都市ガスの製造方法が、実はとても環境に優しいものであることに感銘を受け一気に興味を持ち、東京ガスで働きたいと考えた。

CAREER

  • 2009年扇島LNG基地 総務部 総務グループ
  • 2012年エネルギー生産部 生産総務グループ
  • 2016年原料部 原料調達第一グループ

01

原料部における林さんの
ミッションを教えてください

原料部は、都市ガスの原料となるLNGを世界中の産地から日本へ調達する部署で、原料調達第一グループは主にアジアとオセアニアのプロジェクトの長期契約を担当しています。そのなかで私の主な業務は、LNG産出国の国営ガス会社やオイル・ガスメジャーといった売主との間で結ばれた契約の維持管理と、改定に関するコマーシャル協議(価格交渉、契約上の権利義務履行など)、新規LNG売買契約の検討、原料費用の予算策定・執行管理などです。

契約の維持管理では、契約の履行に関する様々なできごとに対応します。例えば、10~20年と長期にわたるLNG契約において、定期的に行われる価格見直しの交渉や、トラブル発生時の対応、契約で定められていないことについて交渉するなど、内容は様々です。また、契約期間が満了に近づいたプロジェクトは、その契約を更新するのかを検討し、する場合は条件面を交渉していきます。それらを、部内のテクニカル・デリバリー担当やLNG基地・発電所を統括しているエネルギー生産部をはじめとする社内の各部署と調整をしながら進めていきます。

東京ガスにおいて、原料費は直接的に利益を左右し、経費の中でも大きな割合を占めているものです。それだけに、責任も大きいのですが、同時にやりがいの大きさも感じています。

INTERVIEW WITH

MAMIKO HAYASHI

02

ミッション遂行にあたって
重視している点はなんでしょうか?

原料調達の仕事は、書類作成や日々の問い合わせ対応などの地道な業務がある一方で、数年がかりで進めていく新規契約の交渉など、当社の未来を見据えて全体感をもって進めていく業務を両立させていかなくてはなりません。そのどちらも疎かにせず、常に自分は何をすべきかを見つめるよう意識しています。

特に価格の見直し交渉をはじめとする契約の協議は、売主にも当社にもそれぞれ相反する互いの利益がある中で合意をしなければなりません。そのような中で、その時の合意が後々悪影響を与えないか等、長いスパンで考える必要があります。交渉にあたっては、過去の経緯やポジションを把握し、東京ガスとしてどのような回答をすべきか、社内での綿密な打合せを経て交渉戦略・方針を策定するようにしています。

LNG長期売買契約の維持管理のほかには、年に1回の予算策定を行っています。こちらは、次年度の計画の中で原料費に影響がある事象をチェックしながら、各プロジェクトの計画を元に数字を積み上げていく地道な仕事。金額規模が大きいことから、間違いがないよう、常に会社に与える影響を意識しながら業務を進めています。

03

多彩な部署での業務を経験して
得た強みはなんでしょうか?

入社後、LNG基地で3年間、総務・経理を担当し、その後、エネルギー生産部で4年間、人事を担当しました。管理部門系の業務をしてきた私にとって、原料部の仕事はこれまでとまったく異なる業務内容。はたして、自分が役立てるのか、戸惑いもありました。しかし、LNG基地にLNGタンカーが入港した後、どのような書類上の処理があり、どう動くのかといったことを知っている現場の経験は貴重で、原料部においては強みのひとつとなりました。それに気づいた時、これまでやってきた仕事がひとつに繋がっていると感じました。

もう一点、異動当初に不安だったのが英語力でした。原料部は帰国子女や留学経験のある方たちが多くいる部署ですが、私自身は留学経験がありません。当然契約書や交渉は英語のものが多く、英語力は必要となりますが、一方で実際には社内調整など日本語で作業を進めていくこともとても多く、英語ができれば大丈夫というわけではないと知りました。管理部門系の業務経験から得られた会計・税務の知識や文書作成能力を頼りにされることも多く、何事もやってみると、その仕事なりに自分の強さを出せる部分があると感じていますし、業務領域の広い当社だからこそ、幅広い経験が積めるのだと思います。

仕事における誇りと喜び

この部署に異動してきてから2年ほど経ったときに、担当していたプロジェクトの更改契約が締結され、プレスリリースを出すことができました。それがニュースになっているのを見て、改めて自分の仕事は世の中に大きなインパクトを与えられるのだと実感しました。

今、エネルギー業界は流動化が進み、新規参入も増え、激動の時代を迎えています。そのなかで当社が大きな存在感を示し続けていくには、高い品質と安定供給に加え、競争力のある価格が求められています。これまでのような長期契約だけでなく、スポット調達の増加や他社とのアライアンスによる新たな取り組みなど、今、当社も変化の時代を迎えています。大変ではありますが、それ以上の面白さと、挑戦のしがいを感じています。

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2012年度入社 | 経済学部

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