各事業が直面する課題に対し
スピーディーに技術ソリューションを提供

技術開発・IT

技術開発

INTERVIEW WITH

TAKAFUMI HONZAWA

基盤技術部 基盤技術研究所

本澤 尚史

2012年度入社
システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻

入社動機

日々の暮らしに欠かせないことを仕事にすれば、日々やりがいを感じてその仕事に誇りを持てると思い、エネルギー業界を志望。特に東京ガスに注目したのは、天然ガスの調達からエネルギーソリューションの提供まで、一貫して取り組んでおり、業界でリーダーシップを発揮している企業と考えたから。大学時代に燃焼に関する研究を行っていたこともあり、家庭用から産業用まで燃焼技術を世に広めている企業として、親しみも感じていた。エネルギーを届ける使命感を持ち、誇りをもって仕事ができると確信し、入社を決めた。

CAREER

  • 2012年 基盤技術部 技術研究所
  • 2013年 基盤技術部 基礎技術研究所
  • 2018年 基盤技術部 基盤技術研究所

01

基盤技術研究所での
仕事内容を具体的に教えてください

基盤技術部には基盤技術研究所と応用技術研究所のふたつがあり、基盤技術研究所では材料・耐震・ガス分析・熱流体といった基盤技術の研究を進めています。私が所属するチームは燃焼・伝熱・流体に関するシミュレーション技術をコアに、東京ガス各事業で直面する課題に対して技術的提案を行い、その活動をサポートしています。

たとえば、近年私が関わったものに、LNG気化装置の開発があります。世界的に天然ガスの需要が拡大するなかで、大型のLNG気化装置の需要が伸びています。LNG気化装置には、パイプ中のLNGに海水をかけて気化させるORV(オープンラック式ペーパーライザー)と水中燃焼バーナーで加熱した温水によりLNGを気化させるSMV(サブマージド式ベーパライザー)があります。高緯度の寒冷地域や海水を利用できない内陸地域ではSMVが主流です。私は東京ガスエンジニアリングソリューションズと共にSMV気化装置の開発に取り組み、シミュレーション技術を活用して、世界最大のLNG気化装置用バーナーの開発に成功しました。このLNG気化システムは、世界的にも評価され、韓国・中国などのアジアを中心に海外で広く採用され始めています。また開発の過程では、日本が誇るスパコン「京」を用いた大規模なシミュレーションにも挑戦することができ、我々の研究レベルを上げるよい経験にもなりました。

INTERVIEW WITH

TAKAFUMI HONZAWA

02

本澤さんが担う役割、
果たすべき使命とは?

私は入社後すぐに研究所に配属され、今年で7年目となります。在籍年数でみるとチーム最年長となり、研究開発の現状を俯瞰できるようになってきました。今後も自分が取り組んでいる技術開発テーマをしっかりと完遂することはもちろんですが、これからは蓄積してきた技術を後輩に伝えることも、重要な自分の役割だと思っています。また「さまざまな場面で発生する課題に対して、スピーディーに技術ソリューションを提供し事業を成功させる」ことに加え、「将来の事業に資する技術を創る」というミッションにも積極的にチャレンジしていきたいと考えています。

現代は変革の時代です。社会の変化が激しさを増すなかで、昔ながらの一辺倒のアプローチでは、研究開発競争を勝ち抜くことはできません。これまでは基盤技術を高めることがエネルギー事業の成長につながっていましたが、今後はそれだけでは不十分だと考えます。熱流体技術の重要性は変わりなくとも、そこにAIやIoTなど新しい手段を融合させることで、新たな価値を生み出していくことが求められていると感じています。現時点では新技術の効果を十分に実感できなかったとしても、今から手をつけていないと、気がつけば後手に回り後塵を拝することになりかねません。新しいことにチャレンジする精神を常に忘れずに、周囲の先頭に立って取り組んでいく覚悟です。

03

本澤さんが実感する
東京ガスの魅力とは何ですか?

東京ガスグループは関東に限らず日本全国、世界にまで影響を与えることができます。たとえば前述のLNG気化装置のように、自分が関わった仕事の成果が、身近なところだけでなく、世界にも広がっているところに、やりがいと魅力を感じます。

また、やりたいことにチャレンジさせてくれる環境、企業文化も魅力のひとつです。研究所においても、若手が既成概念にとらわれない新規の研究テーマを立ち上げることが増えています。私自身も研究所生活におけるひとつの集大成として、共同研究先の大学の社会人博士課程に通っており、会社から授業料をサポートしていただいています。

こうしたサポートに応えるためにも、より自分の視座を高めて、新しい事業を創出し、推進できる人材になりたいと思っています。これまでは燃焼・伝熱・流体という分野に注力して研究開発に取り組んできましたが、研究所にいる間に、機械学習分野など、第二・第三の技術を会得したいと考えています。

仕事における誇りと喜び

東京ガスで技術開発を担うということは、社会に技術を残し、人々の暮らしをよりよく変えていくことにつながっています。エネルギー基盤を支え、生活を支える。それを海外にも提供していく。それが私の誇りであり、喜びです。一般に研究所勤務というと実験室に閉じこもっているイメージがありますが、基盤技術研究所は、各部門で抱える課題に対して技術ソリューションを提供しているため、お客さまとの接点も多く、その反応も直接感じることができます。喜んでいただけるケースばかりではありませんが、その臨場感に満ちたフィードバックは、次の課題へのモチベーションにもつながっています。

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