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〜生産オペレーション・メンテナンス×生産技術〜

先を読む計画と正確なオペレーションで
24時間365日、安心・安全に供給する。

ガスを製造する巨大LNG基地では、
数々の設備や機器が24時間稼働している。
袖ケ浦LNG基地は首都圏の4割の家庭にガスを供給。
どんなときも確実にガスを届けるために、奮闘している二人が
自分たちの使命、お互いの関係性、そして働く誇りと喜びを語る。

PROFILE

※各社員の所属名称は、インタビュー時点の所属部署を2023年3月1日時点の名称に変更しております。

生産オペレーション・メンテナンス

齋藤 峻

エネルギートレーディングカンパニー
エネルギー生産本部
袖ケ浦LNG基地 製造部 製造センター
2015年度入社
生産システムデザイン工学専攻・情報デザイン科

エネルギーミックスの時代といわれる中、首都圏約1100万件の家庭に都市ガス供給している当社に興味を持った。学生時代は流体力学を専攻。LNG基地のガス製造で知識を生かせる機会もあり、学生時代の経験が役立っている。

生産技術

重田 智

エネルギートレーディングカンパニー
エネルギー生産本部
袖ケ浦LNG基地
製造部 製造グループ兼LNG海事グループ
2013年度入社 理学部化学専攻

学生時代は水素製造技術を研究。就職活動中は燃料電池や水素インフラの普及拡大に携わりたいと研究開発職を志望。だが、入社後の研修でお客様の生活を支え、LNG先駆者として誇りをもって働く所員たちの熱い思いを聞いて、基地配属を志望。

CHAPTER 01

お二人の職域と関係性を教えてください。

齋藤 袖ケ浦LNG基地では、首都圏の約4割のご家庭に供給する都市ガスを製造しています。所属する製造センターではガス製造プロセスの管理と運用オペレーション、製造現場のパトロール、LNG受入業務を行っています。私たちの使命はお客様にガスをお届けするために、24時間365日、ガス製造を止めずに運転管理をすることです。

重田 私たちの基地は設備を更新・増強しながら操業を40年以上も続けています。機械設備の故障やメンテナンス工事があっても、操業を止めるわけにはいきません。製造グループの私が工事計画を策定し、製造センターでオペレーターを務める齋藤さんが計画を実行。どの計画でも、齋藤さんとの緊密なコミュニケーションが必要です。

齋藤 重田さんのグループの計画と、私たち製造センターの実行の両輪がうまく回ることで、はじめて操業への影響を最低限に抑えられます。パトロールでは五感を研ぎ澄ましています。わずかな違和感を見逃さないことが事故や故障を未然に防ぎます。オペレーションでは正確な管理と確実な運用で、安定した品質のガスを製造できます。

重田 ガス製造では現場でしかわからないことが、数多くあります。計画策定段階ではこうした重要なことを見過ごす危険性があります。だからこそ、齋藤さんと連携してPDCAサイクルを回していくことが、リスクの低減やトラブル時の迅速な対応、コストダウンなど、各家庭への安定供給と基地全体のガス製造の品質向上に繋がっています。

計画と実行の両輪があってはじめて、
お客さまにガスをお届けできる。

CHAPTER 02

連携して仕事を進めていく大変さ、
やりがいについて教えてください

齋藤 大変さとやりがいの両方を特に感じるのは、大きなプロジェクトで協働しているときです。タンクの中のLNGを4ヶ月以上かけて空にする開放作業では、お互いに強い緊張感をもって臨みました。このプロジェクトに限らず基地での工事はガス製造と供給を継続しながら行わなければならないので、万が一のことがあってはいけませんし、工期の遅れは基地操業に大きな影響を与えます。現場をよくわかっているのは私ですから、今までの知見に基づいた改善提案を積極的に重田さんにしています。真剣に聞いてくれて、何でも言える関係です。

重田 タンク開放作業では、齋藤さんからの提案に助けられました。余裕をもって工期を設けていたのですが、実際やってみると思ったようにいかない。そんなとき、齋藤さんとは工期短縮方法が無いかを徹底的に議論しました。齋藤さんの助言もあり、その後の工程を大幅に短縮できて予定どおりに終えられました。現場をよく知る人の知見の蓄積は素晴らしいです。

齋藤 私たち製造センターでは月1回、トラブル時対応のケーススタディ研究を行っています。過去の工事やトラブルはすべて記録が残されていて、それを題材に上司が出題。私のような若手がグループで議論をして発表し、最適な対応や改善の答え合わせを上司らと行います。日々の業務から学ぶことも多く、こうした勉強会でも知識と技術を高められます。成長を実感できるのもやりがいのひとつです。

重田 安定した品質のガスを、お客様の需要に合わせて供給し続けるのは想像以上に困難がつきまといます。たとえば、冬場に急にガス需要が跳ね上がるときは、同時に電力需要も急増します。基地では家庭向けガスだけでなく火力発電所へも供給しているので、余剰分の融通が難しい場合もある。こういうときは、齋藤さんたちと一丸となって対応に奔走。一緒に難題を解決できるのも、やりがいに感じています。

徹底的に議論することで、
難題を解決できることがやりがいになる。

CHAPTER 03

お互いに尊敬している点を教えてください

齋藤 重田さんは、私たち製造センターのスタッフのことをよく考えて、工事計画の策定やトラブル対応をしてくれます。なぜ、そういうことができるかというと、頻繁に私たちに声をかけて、現場で起こっている課題をいろいろ聞いてくるんです。私たちの会話から拾い上げた細かな事象を元に、先を読んで計画をしていて尊敬します。

重田 現場をよく知る齋藤さんたちに話を聞かないと、私の仕事は成り立ちませんから。製造センターのスタッフの中でも、齋藤さんは積極的に情報をインプットしてくれます。コミュニケーション能力が高くて、私からも貪欲に学ぼうとする姿勢がすごいです。私はといえば、迷惑をかけてばかりなんですが……。

齋藤 重田さんから学ぶことは多く、いつも丁寧に情報共有してくれます。私のいまの目標は、基地全体のオペレーションをするために各設備にもっと詳しくなること。各設備の繋がりを把握し、様々な大規模プロジェクトの運用での影響などを評価できるようになりたいからです。将来的には、オペレーション技術を生かして、基地全体のプロジェクト管理を担当したいと考えています。

重田 今後5年で基地操業は大きな転換期を迎えます。齋藤さんたちオペレーターの意見をしっかり取り入れて、使う人の立場になって、より良い設計をしたいと考えています。汗をかいた分だけ確実に成果が出るのが、私たちの仕事です。将来的には袖ケ浦LNG基地での経験を生かして、当社の4基地の稼働調整業務や原料調達業務にも取り組みたいと思っています。

頻繁な声かけで現場を理解し、
先を読んで計画を立ててくれる。

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